俺たちが見るべきゲイを題材にしたLGBT映画8選

コラム

意外にある!おすすめLGBT映画8選!

はじめに

LGBTをテーマにした映画って実は結構たくさんあるんです。

ラブストーリーや社会的なドラマやコメディなどジャンルも様々。
でも映画のタイトルをパッと見ただけではどんな映画なのか中身まではわかりにくいですよね。

この記事ではそんなLGBTを題材とした映画をいくつか紹介してみたいと思います。
LGBTの人は色々共感する部分も多いかもしれないので一度観てみてはいかがでしょうか。

君の名前で僕を呼んで

君の名前で僕を呼んで

  • 公開年:2017年
  • 制作国:イタリア・フランス・ブラジル・アメリカ
  • 監督:ルカ・グァダニーノ
  • 脚本:ジェームズ・アイヴォリー
  • 出演者:アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、他

80年代のイタリアを舞台としたひと夏のラブストーリーを描いた作品。
原作はアンドレ・アシマンの2007年の小説「Call Me by Your Name」。

1983年の夏、北イタリアの避暑地に家族と共にやってきた17歳のエリオは24歳の大学院生オリヴァーと出会う。
美しい北イタリアの風景、自転車に乗ったり川で泳いだり、そうして一緒の時間を過ごしていくうちにいつしかエリオはオリヴァーに恋をしていることに気付く。

眩しい夏の初恋。
お互いへの想いを募らせていく二人だが、去っていく夏と共にオリヴァーとの別れの日が近づいてくる。

ザ・イタリアといった感じの美しい景色と素晴らしい音楽、お父さんの言葉が胸に刺さる素敵な映画です。

Love, サイモン 17歳の告白

Love, サイモン 17歳の告白

  • 公開年:2018年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:グレッグ・バーランティ
  • 脚本:アイザック・アプテイカー、エリザベス・バーガー
  • 出演者:ニック・ロビンソン、ジョシュ・デュアメル、他

「Love, サイモン 17歳の告白」はゲイを題材として扱った青春映画。
ベッキー・アルバータリの「サイモンvs人類平等化計画」という小説を原作としている。

17歳のサイモンは家族に愛されて暮らす一見どこにでもいる感じの男の子。
学校も楽しいし、家庭にも不満はない、しかし実は彼にはゲイであるという秘密があった。

そんなある日学校にブルーという匿名のゲイの同級生がいることを知るサイモン。
メールを通じて彼に連絡を取ったサイモンはブルーに惹かれていき、サイモンは、一体誰がブルーなのか気になり始める。

LGBTの映画というとどこかシリアスな印象を受ける方もいるかもしれませんが、本作は笑いあり涙あり悩みありの青春映画でしかも学園ものなので気軽な気持ちで観れます。

ジェンダー・マリアージュ

ジェンダー・マリアージュ

  • 公開年:2014年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:ベン・コトナー、ライアン・ホワイト
  • 出演者:テオドール・オルソン、ジェフリー・J・ザリロ、他

同性婚が認められていたはずのアメリカ・カリフォルニア州で2008年、州憲法の修正案「提案8号」が可決されたことにより再び同性婚が禁止された。

この法案を人権侵害だとして提訴した二組のLGBTカップルの5年以上に渡る戦いを追ったドキュメンタリー映画が「ジェンダー・マリアージュ」。

二組のカップル、クリス&サンディとポール&ジェフはかつてブッシュ対ゴアの大統領選で敵同士だった、テッド・オルソンとデヴィッド・ボイスという2人の弁護士と手を取り合い2015年、全州で同性婚が認められるに至るまでの感動の記録。

信念を貫くことの素晴らしさ、そしてその気持ちが世の中を変えることを教えてくれる素晴らしい映画です。

リリーのすべて

リリーのすべて

  • 公開年:2015年
  • 制作国:イギリス、アメリカ、ドイツ
  • 監督:トム・フーパー
  • 脚本:ルシンダ・コクソン
  • 出演者:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、他

1920年代のデンマークで世界で初めて性転換手術を受けた男性の物語。

ある日風景画家のアイナー・ベルナーは肖像画家の妻ゲルダの依頼で肖像画のモデルを引き受け、女性用の衣装を身に纏う。
しかしそれをきっかけにしてアイナーは自分の中に存在する「女性」の存在に気付くこととなる。

それ以来自らの内に潜む「リリー」という女性として過ごす時間が増えていくアイナー。
そんな夫の変化に戸惑う妻のゲルダと本当の自分に気付くも、実際の性別との不一致という葛藤を抱えることになったアイナー。

夫の変貌を目の当たりにしながらもそれを受け入れ、支え続けた妻の性別を超えた感動のラブストーリー。

「自分らしく生きること」の難しさと美しさ、「愛する」という意味を再認識させてくれる映画です。

ムーンライト

ムーンライト

  • 公開年:2016年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:バリー・ジェンキンス
  • 脚本:バリー・ジェンキンス
  • 出演者:トレヴァンテ・ローズ、アンドレ・ホランド、他

LGBTの作品がアカデミー賞を初めて受賞したことでも話題になったのがこの「ムーンライト」。

薬物中毒の母と暮らす貧困層の主人公シャロンは内気な性格で学校では「オカマ」と呼ばれからかわれていた。
そんな彼に優しく接してくれるのは同級生のケヴィンとドラッグディーラーのフアン、その妻のテレサだけ。

そんな何も変わらない日常のまま高校生になったシャロン。
いつものようにいじめられ泣きながら向かった月明かりが輝く浜辺、以前からケヴィンに惹かれていたシャロンは口づけを交わし、心も体も交わり合う。

成長し「ブラック」という名で売人として知られる存在になっていたシャロン。
ある日思いがけない人物から電話が掛かってくる、ケヴィンだった。

セクシュアルマイノリティとしての映画という側面もあるが、何よりも黒人コミュニティの社会問題を描いた映画としても素晴らしい作品。

チョコレートドーナツ

チョコレートドーナツ

  • 公開年:2012年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:トラヴィス・ファイン
  • 脚本:トラヴィス・ファイン、ジョージ・アーサー・ブルーム
  • 出演者:アラン・カミング、ギャレット・ディラハント、他

1970年代のニューヨーク、ブルックリンでの実話を元にした映画。

舞台は1979年のカリフォルニア、ショーダンサーのルディと弁護士のポールはゲイカップル。
ある日二人は実の母親に見捨てられたダウン症の少年、マルコと出会う。

彼を保護し一緒に生活を始めるルディとマルコ。
その関係はいつしか本当の家族のような絆が芽生え始めていく。
しかし世間の目は冷たく、ルディとマルコはゲイカップルというだけで差別と偏見を受けマルコと引き離されてしまう。

「チョコレートドーナツ」という可愛らしいタイトルと裏腹にゲイやダウン症といった社会的マイノリティに対する偏見や差別が生々しく描かれている映画。
普通とは?正義とは?本当の幸せとは?
アラン・カミング演じるルディがとにかくかわいい。

ブロークバック・マウンテン

ブロークバック・マウンテン

  • 公開年:2006年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:アン・リー
  • 脚本:ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ
  • 出演者:ヒース・レジャー、ジェイク・ジレンホール、他

カウボーイとゲイを題材とした珍しい映画。
E・アニー・プルーの同名の小説が原作となっている。

1963年の夏、ワイオミング州のブロークバック・マウンテンで羊の放牧を行う労働者として雇われたイニスとジャック。
二人は様々な仕事を通じてお互いの心を開き、友情を深めていくがその友情はいつしか愛へと変わっていた。
ある夜、酒を飲み過ぎたイニスはテントの中でジャックと共に眠ろうとする。
そんな時間の中、イニスに想いを寄せていたジャックは背後から彼を抱きしめ、同じ気持ちを抱いていたイニスと激しく肉体的に交わり合う。

労働期間も終わり、離れ離れになった二人はその後それぞれ結婚し、子供も授かり幸せな家庭を持っていた。
そのまま平穏な人生が続いていくはずだった二人だが、4年ぶりの再会を機に本当の自分を求め始める。

女性と結婚しているので完全なゲイではないのですが、セクシュアルマイノリティを扱った映画として完成度が高いです。
1963年というLGBTへの理解も認知もほぼないに等しい時代、二人はセックスの後でもゲイであることを認めようとしません。
社会的背景が邪魔をしてできないカミングアウト、奥さんとの関係、少しづつ食い違っていくイニスとジャックのスタンスなど胸が苦しくなるシーンもたくさん。
愛の形について考えさせられる映画です。

いつかの君へ

いつかの君へ

  • 公開年:2007年
  • 制作国:日本
  • 監督:堀江慶
  • 脚本:なるせゆうせい、堀江慶
  • 出演者:斎藤工、河合龍之介、他

「ベロニカは死ぬことにした」の監督である堀江慶が描く、三人の男性が禁断の愛に目覚めていくラブストーリー。

美大生で写真を専攻するがコミュニケーション能力に欠ける孤独なノボルと恋人や友人に囲まれ学生生活を楽しんでいる早瀬。
ある日湖で溺れた早瀬はノボルの人工呼吸によって一命をとりとめる。

それ以来ノボルに興味を抱くようになった早瀬。
それまで対照的な二人だったが、この出来事を早瀬はノボルに積極的に接しようとしていく。

ある夜、早瀬は街でノボルそっくりの双子の弟リュウに出会う。
ノボルとは性格のまったく違い明るく天真爛漫なリュウ。
二人との関係を深めていく早瀬はその中でこの兄弟の隠された過去を知ることになる。

斎藤工がとにかくかっこかわいい。
ラストシーンのやり取りはキュンキュンします。

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか?

様々な国で制作される映画ですがLGBT当事者として抱える悩みはやっぱりどこの国の人でも同じようです。
LGBT映画は普通にエンターテインメントとして楽しめるだけではなく、他の国のLGBT事情を理解するのにも役に立ちます。

ここに紹介した映画は全てDVDとしてリリースされていてレンタルショップやAmazonなどでも簡単に手に入ります。
こういう映画を当事者だけではなく、LGBTではない色んな人に観てもらえればもっと多様性への理解と認知が進んでくれるのになぁと思います。

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