家族へのカミングアウトはしたほうがいい?しない方がいい?メリットとデメリット徹底比較!

コラム

家族へのカミングアウトはしたほうがいい?しない方がいい?メリットとデメリット

はじめに

家族へのカミングアウト。
LGBTであれば誰でも一度は考えたり悩んだりする問題だと思います。

なぜ悩むかというと、まず前提として自分の子供がゲイであったりレズビアンであったりすることを想定している親はほぼいないと言えます。
そのため、例え結果的には受け入れてくれたとしても多かれ少なかれ最初はショックを与えることになるのは避けられないからです。

この記事では家族へのカミングアウトはするべきなのか、しないべきなのか、それぞれメリットデメリットを挙げていってみます。

【メリット編】

ゲイであることに自信を持てる

自信

まずは最大の難関である家族、特に両親にカミングアウトをすることで、気持ち的に大きな後ろ盾を得られるということがあります。

「ゲイということがバレたらどうしよう」「両親は自分がゲイということに対してどう思っているんだろうか?」そういった悩みやモヤモヤから解放され「自分がゲイである」ということに今以上に自信を持てるようになります。

多くのLGBTの人は長い間「家族へのカミングアウト」という悩みを抱えています。
大切なことは「自分が幸せになる方法としてカミングアウトを決めた」ということをちゃんと伝えること。
「受け入れてもらえることが自分の何よりの幸せだから、両親も「育て方を間違えたのか」など思わないようにして自信を持ってほしい」ということを伝えましょう。

両親が自分の生き方を応援してくれるということはこれ以上ない幸せと誇りだと思います。

「結婚しないの?」と言われなくて済む

結婚

両親としては子供がある程度の年齢になれば結婚や子供のことはやっぱり気になります。
そしてそれはゲイにとって何よりの悩みになってしまいます。

「いい人はいないの?」「結婚しないの?」「子供はまだ?」両親にとっては何気ない、こういう言葉がカミングアウトをしていないゲイにとってとにかく辛いです。
日本では現在「同性パートナーシップ制度」という結婚と同等に近い制度はあっても同性同士の結婚は認められていません。
帰省などで家族と会う場面などもそういうことばかり気になってせっかくの機会を楽しむこともできません。

カミングアウトを済ませ、家族が受け入れてくれた場合はこのストレスから解放されることになり、気兼ねなく家族と話すことができるようになります。

以前より関係が親密になれるかもしれない

家族

家族へのカミングアウトは絶対にいい方向に転ぶとは言えないのでとても勇気のいる行為です。
本当に家族を信頼していなければなかなかできないものです。

そのため、もしカミングアウトを受け入れてもらえれば「よく勇気を出して話してくれた」と家族間の絆が深まり、今まで以上に関係が深くなるという場合もあります。
悩みを相談できたり色々心配してくれたり、話のネタが増えたりなど本音で話すことができるようになり、コミュニケーションが増えて今まで以上に家族が仲良くなるでしょう。

LGBTについて身近に感じてもらうことができる

LGBT

今ではテレビなどのメディアでLGBTの有名人をみることも多くなりました。
自分がカミングアウトすることで、それがきっかけとなって今までLGBTについて興味がなかった家族でもそういった情報に目が行くようになります。

「今まで無関係だと思っていた世界だけど身内に当事者がいる」ということで関心をもらえるということはLGBTの認知拡大にも繋がってとっても有意義なことです。

【デメリット編】

受け入れてくれるとは限らない

拒否

家族へのカミングアウトを踏みとどまらせる最大の理由がやっぱり「拒絶の可能性」です。

「受け入れてもらえるはず」と思ってカミングアウトして拒絶された場合の恐怖。
「受け入れてもらえない」という可能性はあるとわかっていても、それを自分の中で認めることはなかなかできることではありません。
そして受け入れに期待していればいるほど、拒絶への不安も高まってしまいます。

カミングアウトすることで家族の誰かを傷つけてしまうということがないとも言い切れません。
伝えた途端、母が泣き出してしまったというパターンも時々聞く話です。

「受け入れてもらえるはず」というのは基本的にはこちらの勝手な期待とも言えます。
なので家族、特に両親へのカミングアウトの際は「拒否される可能性」と「なぜ拒否されるのか」という事に対してしっかり向き合っておかなければなりません。

ネタ扱いされてしまうかもしれない

好奇心

カミングアウトして受け入れてくれたとしても、家族がLGBTに対して関心を持ってくれるとは限らないし、積極的に情報を得ようとしてくれるとは限りません。

カミングアウトしたことでむしろ好奇の目で見られたり、ネタ扱いされたりされる可能性というのも存在します。
そうなれば「受け入れてくれたのなら応援してくれると思っていた、こんなことになるなら言わなければよかった」という結果になってしまいます。

固定観念や偏見というものは正確な知識によって初めて取り去られるもの。
拒否はされなかったとしても家族のLGBTへのスタンスが必ずしも前向きな物とは限りません。

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか。

家族へカミングアウトはするかしないかは難しい問題で双方の性格や生活環境などにも左右されるため、はっきりした答えがありません。

カミングアウトは幸せになるための一つの手段。
カミングアウトして得られる幸せもあればしないことで得られる幸せもあります。

他にも何でも話せる友人や知人が周りにいるというのも大切。
もしうまくいかなかった場合でも居場所まで失うことはなくて済みます。

自分にとってのメリット・デメリットを比較して幸せに生きるための選択肢としてする、しないを選択しましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました